2017年佳作「おじさんとおじいさん!!!」 LY (リィ)さん/ベトナム( 2016年3月31日入国)

(原文のまま転記しています)

 日本へ来て驚いたことはたくさんありますが一番驚いたのは工場に始めて入った時です。「信じられない!働いている人がほとんどおじさんかおじいさんだ。」これは驚きました。
 私のベトナムでは50歳か60歳になると外での仕事は何もしません。家で孫の世話をするぐらいで余生を過ごします。でも。日本のおじさん、おじいさんは働き者で仕事のやる気は私たち以上です。体も、頭も、手も、足も動く動く。いつも仕事の速さ、仕事の完璧さに負けてしまいます。しかも、仕事を楽しんで、仕事を愛し、仕事に誇りをもっています。これはすごいです。それにしても、若者がが少いのには驚きです。日本に慣れ仕事に慣れ始めたころ、私は一つの疑問を感じ始めました。新入社員の若い人達の半分が会社を辞めていることです。よく面倒を見てもらうリーダーのJさんに(Jさんは64歳)いろいろ聞いてみたり、自分なりに考えてみました。とくに残業のときよくJさんからおかしをもらいました。今の日本の若者は昔に比べ「働く:と言うことに執着が無く、働き続けるというかんじがないのだと、思えてなりません。ベトナムでは学校を卒業し、初めて親から自立すること、それが仕事をすることです。そしていっしょうけんめい働き、親を助けることが一人前のしるしです。日本は世界でもトップクラスの経済発国です。企業へ就職してからも厳しそうです。色々なストレスが多くあるようです。私も最初に仕事をしたころは辛くてやりたくなかったです。そんな時いつもJさんやほかのおじさんたちから仕事の日本でいう「こつ」を聞かせてもらいます。仕事はわからなかった時Jさんから、やさしくおしえてくれました。Jさんがけっこんしているですけどこどもがいないから、さびしいと思いますがいつもえがおです。それに仕事の時にやりかたをくれました。じゅんばんすることも。おしえることも、たのしいことも、いろいろありますが私は仕事を覚え、多くのことが出来るようになりました。地味な仕事も苦労して覚えた大切な財産です。すごく得をしたきぶんです。日本の若者の人たちはざんねんです。もう少しがんばっていれば仕事の面白さがわかるのに。自分にとって得をすることになるのに。日本のおじさんから話を聞くことで多くのべんきょうができます。1年はんぐらい仕事しましたですけどJさんとしゃいんからいろいろなことをおしえてもらいました。まことにありがとうございました。あと1年はんごに私はまたほかのことをべんきょうしたいから、よろしくおねがいいたします。
 せいかつのなかはわかい時から自分ががんばればおじさんかおじいさんになったらこうかいしません。
 
 
 (リィさんの作文です。クリックすると拡大表示されます)
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